誰もが一度は耳にしたことがあるであろう芸術家、ピカソ。


そんなピカソが考案した手法として、”キュビズム”というものがあります。


名前くらいは訊いたことがあるかもしれません。


しかし、”キュビズム”ってなに?と言われたら、うまく答えられるでしょうか。


そもそも、キュビズムとは何か。


「なんかカクカクした感じで描く手法だよ」くらいにしか、説明できないのではないでしょうか。


誰かとの会話で、ピカソのキュビズムの話になった時に(あるかどうか分かりませんが)、キュビズムのことを多少なりとも簡単に語ることができたら、かっこいいですよね。


レストランなどでキュビズムを用いた絵画が飾られていた時に、「あれはキュビズムっていう手法が使われていて、キュビズムっていうのは〇〇な技法のことだよ。」なんて答えることができたら最高です。


この記事では、ピカソが考案したキュビズムとは何か、のび太でも3分で分かるくらい簡単にご説明させていただきます。

キュビズムが用いられているピカソの作品



まずは、キュビズムが用いられているピカソの作品をいくつかご紹介させていただきます。


1作品目は、こちら↓↓↓





泣く女”という作品です。


この作品はかなり有名なので、見たことがあるという人が多いのではないでしょうか。


泣く女に関する記事も書いていますので、興味がある方はぜひご覧ください↓↓↓





続いては、この作品です↓↓↓





これは、”アヴィニョンの娘たち”という作品です。


裸の女性がたくさん描かれていますね。


この女性たちは、スペイン・バルセロナのアヴィニョ通りで売春婦として働いている方たちなんだとか。


今で言う、風俗嬢ですね。


この作品は、キュビズムの原点となった作品として知られています。


もう一つくらい見ておきましょう↓↓↓





これは、”マンドリンを弾く女”と呼ばれる作品で、数多くあるピカソのキュビズム作品の中でも、特に好きな作品です。


なぜ好きなのかと言われるとうまく答えられませんが、気品にある絵だなと思います。


女性が楽器を弾いている姿というのは気品を感じますし、黄金色のような色合いを主とした絵なので、高級感がありますよね。


そういったところが、好きなんだと思います。

キュビズムとはなにか



では、本題である”キュビズムとはなにか”をご説明させていただきます。


キュビズムとは、簡単にいうと、”さまざまな視点から見たときの様子を一枚の平面に無理やり描く手法”です。


キュビズムはもともと、ポール・セザンヌと呼ばれる偉大な芸術家が行っていた手法をピカソとブラックという画家が極めたものなんです。


ポール・セザンヌは、”近代美術の父”と言われており、あの宮崎駿さんが影響を受けたという芸術家です。


キュビズムのすごいところは、立体的に対象物を描くがゆえ、もはや原型を留めていないのではないかというギリギリのラインを越すか越さないかくらいで描いているという点だと思います。

キュビズムで描くことの意味






では、なぜピカソとブラックはキュビズムという手法を編み出し、キュビズムを使って絵を描いたのでしょうか。


ピカソとブラックは、三次元(であると考えられている)世界を、二次元として考えることで世界を正確に把握することができると考えました。


キュビズムによって芸術界は、”対象物をいかに上手く描けるかという競争”から、”いかに対象物の本質を見抜いて形や色などを決めて感性を刺激するかという競争”に変化していきました。


キュビズムは、物事の本質を捉えるとはどういうことかを考えた末のピカソとブラックの答えのようなものだったのです。


キュビズムで描くことの意味は、”本質を描くため”ですね。

芸術・アートが世界を変える




ピカソとブラックのように、世界の常識を変えて、新しい時代を呼び込むことを成し遂げた人は凄いですね。


この世に生まれてきた以上は、世界を大きく変えるようなことを成し遂げたいと思いますし、それによって世界がより良い方向へ進んだらいいなと、強く思います。


世界を変えるのは、テクノロジーの発展やビジネスの成功だけでなく、物事捉え方や考え方を変える力を持つ芸術やアートなどもそうであると思います。


人々に娯楽を与えるという面もあれば、考えを変えさせられる体験を与えうるアートや芸術というものは素晴らしいですし、これからもずっと大切にしなければならない人類の文化でしょう。


テクノロジーの発展が世界をよくすると考えてしまいがちの社会ですが、それだけではなく、文化や歴史を学び、知り、考えることでより明るい未来が広がって行くと信じています。


近年、ビジネスにもアートの要素が必要であるという考えが少しずつ出始めています。


これは、世界で活躍するビジネスマンが、アートや芸術の本質を捉えなおさせてくれる力がビジネスにも必要であるという風に考えているからだと思います。


芸術・アートは、”なんだかよく分からないもの”というイメージを持たれがちですが、この記事を機に、少しでも芸術・アートの良さに気づいていただけると良いです。