日本にとどまらず、ワールドワイドに活動し、今や世界中から注目を集めている”ウルトラテクノロジスト集団”、チームラボ。


2016年の夏、チームラボは東京・お台場で「DMM.プラネッツ Art by teamLabというディジタルアート作品展を開催しました。


連日長蛇の列を作るほど多くのひとで賑わい、作品展は大盛況となりました。


そして2018年、MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderlessが、お台場で開催されています。


この作品展は、”チームラボボーダレス”と呼ばれています。


”ボーダレス”とは、”境界がない”ということ。


その名のとおり境界なくつながっていく作品群は、一年を通して移ろい、その季節限定の作品を体験することができます。


この記事では、お台場でのチームラボボーダレスに関することを書かせていただきます。

チームラボとはなにか。


チームラボは、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されており、そのことから、”ウルトラテクノロジスト集団”と呼ばれています。


アート、サイエンス、テクノロジー、クリエイティビティの境界を越えて、集団的創造をコンセプトに活動している人たちです。


チームラボ代表取締役の猪子寿之さんは、東京大学在学中に「友達とずっと一緒にいたかった」「傍から見苦しく見えても、青春を終わらせたくなかった」「インターネットの誕生に衝撃を受けた」などの思いから、東京大学、東京工業大学の友人5名によってチームラボを設立。


創業当時は、WEB開発と共にレコメンデーションエンジンなど、独自技術の製品開発、デジタルアートの制作を手がけていたそうです。


ちなみにレコメンデーションとは、簡単にいうと「今日はレタスが安いよ!」「お客様にはこちらの靴がお似合いです」などと、個人にあった商品を提示することです。


猪子さんは、チームラボを”ONE PIECE”の麦わらの一味に例え、スタッフ全員が生き残るために互いに無い部分を補い合うという意味で”チーム”と言います。


アート作品を作るというのは、1人で黙々と作業をするイメージでしたが、チームラボは、様々な分野のスペシャリストが協力して一つの作品を作るということをしています。


チームラボの作品は、空間そのものをアートとして表現することが多いです。


そういった作品を作るのは団体であることがほとんどで、そのほうがより優れた視点、技術が増え、作品がより良いものになるからです。


作品はもちろん、作品作りにおいても、チームラボは新しい存在なのです。

チームラボボーダレスとはなにか。



お台場でのチームラボボーダレスは、2018年の6月にスタートしました。





2016年のお台場での作品展では、何時間も建物の外で待たされる人が多かったためか、ボーダレスは、予約制となっています。


当日券も多少はあるようですが、すぐに売り切れてしまうようです。


しかしそのおかげで、ほぼ待ち時間もなく適度な人の量で楽しむことができます。


いま、”楽しむ”という表現をしたのは、ボーダレス(境界がない)という言葉に関係します。


ボーダレスとは、作品と作品に境界がないということであると同時に、作品とそれを鑑賞する、あるいは体験する人とすらも境界がないことを意味します。


いわゆる作品展というのは、作品を人が鑑賞するものであることが多いですが、チームラボボーダレスは、人と作品が一体となって、本当の意味での作品となります。


このように、作品を体験するように楽しむアート作品を、”インタラクティブアート”と呼びます。


なので、チームラボボーダレスとは、作品と人の境界をなくし、”楽しむ”ものなんです。

チームラボボーダレスの開催はいつまで?



チームラボボーダレスは、お台場のパレットタウンという場所で開催されています。


そして、開催期間は常時なんです。


常時開催している作品展なんて、そうそうないです。


よほど人気がないといけませんし、何より莫大なお金がかかります。


ボーダレスの名前の中には”エプソン”という企業名が入っています。


つまりエピソンは、作品展の名前になるほどお金を出しているということだと思います。


もちろんチームラボも莫大な資金を使ってボーダレスを開催していると思いますが、もしかするとエピソンはそれ以上の額を出しているかもしれません。

チームラボボーダレス 季節限定の展示について



チームラボボーダレスは、季節によって作品が変わるのも魅力の一つです。


12月からはクリスマスや、冬の季節とともに変化した作品を楽しむことができましたが、12月25日でいくつかの作品は終了してしまいました。


しかし、冬休み期間中の12月14日(金)から31日(月)までは、毎日10:00~22:00まで開館時間を延長しているようなので、チケットも普段よりは取りやくすなっています。


足を運ぶチャンスです。


冬限定の作品に関しては、”呼応するランプの森”という作品に、クリスマス期間限定で真赤な炎の光の色彩を表現した”Flame” と氷の洞窟の光の色彩を表現した”Ice Cave”が新たに登場しました。


また、運動の森のエリアという場所には、訪れた人が描いた絵によってクリスマスの街ができていく”お絵かきクリスマス”というものが登場。


紙にクレヨンで描いたサンタクロースは、まるで命が吹き込まれたかのようにソリに乗って登場します。


このように、冬限定の作品はどれも魅力的なものばかりでした。


また、春になれば冬とは違った面白さ、美しさを楽しめる作品が出てくるでしょう。


季節限定の作品が楽しめるのは、常時開催されているボーダレスの良さの一つです。

開演時間や値段、お台場パレットタウンのアクセスなど



[開演時間]

月~木、日、祝日 10:00〜19:00
金、土、祝前日 10:00 〜21:00
休館日:第2・第4火曜日
(最終入館は閉館の1時間前)
(2018年12月31日までは毎日22時まで開館しています。)

[料金]

一般/高・大学生3,200円、子ども(4歳~中学生)1,000円

[アクセス]

ゆりかもめ「青海駅」北口から徒歩約5分
りんかい線「東京テレポート駅」から徒歩約7分


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